狂言師が伝授「古来の呼吸法」こそ現代人に効く 670年以上続く狂言の呼吸法をもとにした健康法

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狂言をもとにした健康法を生み出した茂山千三郎氏(写真:本人提供)
「和儀」は、670年以上続く狂言の伝統的な身体技法や呼吸法をもとにした新しい健康法です。狂言師の呼吸法は、丹田を意識した深い腹式呼吸を基本としています。本稿では、『カラダが20歳若返る!和儀 医師もみとめた狂言トレーニング』より一部抜粋・再構成のうえ、狂言師たちが心身のバランスを保っている「呼吸法」の取り入れ方についてご紹介します。

理想の呼吸は深い呼吸、腹式呼吸

現代は、生活習慣の変化やストレスの影響もあって、多くの人が浅い胸式呼吸をおこなっています。

理想の呼吸は「たくさんの酸素を取り入れること」。

胸式呼吸は、胸郭と呼ばれる肋骨に覆われた部分を拡張して息を吸う方法ですが、胸式呼吸を続けることで、健全な心身を保ちにくくなります。

じつは、胸式呼吸は酸素を十分に取り入れることができず、体の隅々まで十分な酸素を供給できていない可能性があるのです。

和儀の指導でおこなっているのは「丹田呼吸」ですが、これは深い呼吸、腹式呼吸でもあります。

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