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「通知表はオール1」「受験時に父の会社が倒産」 "非行少女"が4回目の司法試験で合格できた「紆余曲折の半生」

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──典型的な「非行少年」の荒れ方ですね。

そんな調子だったので、誰も私に期待していませんでした。だから進学校なんて無理で、母と担任が相談して通信制高校に進むことになりました。

課題を出す必要があるんですけど、そのほとんどに答えが付いていたので、丸写しをして提出していました。

「中学時代の通知表はオール1でした」と話す松本亜土弁護士(2025年8月13日、大阪市で、弁護士ドットコム撮影)

警察官に反論できなかった中学時代

──そこからどう変わっていったのでしょう?

中学3年のとき、友だちが起こした傷害事件に巻き込まれたんです。たまたま現場を自転車で通りかかっただけなのに、疑われて警察署に呼ばれました。

警察官に「お前みたいな不良と、真面目に学校に行ってる子(被害者)、どっちの言葉を信じると思う?」と言われたんです。その時、「ふざけんな、そんなん関係ないやろ」と暴言を返すことしかできなかった。きれいな言葉で反論できなかったのが、すごく悔しかった。

その経験がまずあって、高校生のときに母から紹介された大平光代さんの本『だから、あなたも生きぬいて』を読みました。当時どこまで理解していたかはわかりませんが、すごく感動したことを覚えています。

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