「若返りホルモン」を増やす意外な食材!日本抗加齢医学会元理事が教える「食べた方がいい食材」&「食べすぎに気をつけたい食材」

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名医の食卓
『名医の食卓』(アチーブメント出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

硫黄は、グルタチオンという抗酸化力の強い栄養素をつくるのに欠かせないミネラルです。硫黄を含むアミノ酸(メチオニンやシステインなど)が原料となって肝臓でグルタチオンがつくられ、体内の有害物質を排泄するデトックスに利用されます。

このとき、微量の硫黄を摂取することで体内の解毒システムを刺激するので、大量に摂れば摂るほどデトックスできるわけではありません。

昔から焼き魚や刺身のつまに大根を付けたり、料理の薬味に少量の香味野菜を用いるのは、解毒になることを知っていた先人の知恵でしょう。少量のデトックス食材を日常的に補給し、不要なものを溜めない体にすることが大切です。

ちなみに、硫黄は皮膚からも吸収されます。硫黄温泉が湯治場として利用されてきた理由のひとつには、硫黄を補う意味もあったのかもしれません。

太りやすくなる!食べすぎに注意したい食材は?

食べすぎに気を付けたい食材

◎白い主食・隠れ糖質

よく知られていますが、白米や精製された小麦粉でできた白いパン、うどんなどの白い主食は、精製の過程でビタミンや食物繊維などの栄養素が失われ、ほぼ糖質だけになっています。

糖質に偏ると血糖値の乱高下を引き起こして太りやすくなるうえ、ビタミン・ミネラルなどの微量栄養素を取り入れることができないため、脳が「もっと食べろ」という指令を出し、止まらなくなるという悪循環を招きやすくなってしまいます。

満尾 正 満尾クリニック院長/日本キレーション協会代表/米国先端医療学会理事/日本抗加齢医学会理事(2015~17年)/医学博士

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みつおただし

北海道大学医学部卒業後、内科研修を経て杏林大学救急医学教室講師として救急救命医療に従事。ハーバード大学外科代謝栄養研究室研究員、救急振興財団東京研修所主任教授を経た後、日本で初めてのアンチエイジング専門病院「満尾クリニック」を開設。米国アンチエイジング学会(A4M)認定医(日本人初)、米国先端医療学会(ACAM)キレーション治療認定医の資格を併せ持つ、唯一の日本人医師。

キレーション治療の経験は延べ約5万件を超える。著書に『40代からの太らない体のつくり方』(三笠書房)、『若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣』(主婦の友社)など多数。

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