「若返りホルモン」を増やす意外な食材!日本抗加齢医学会元理事が教える「食べた方がいい食材」&「食べすぎに気をつけたい食材」

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自然薯
毎日の食事に積極的に取り入れたい食べ物を、まとめて紹介します(写真:freeangle/PIXTA)
なんとなく知っている「体にいい食べ物」と「体に悪い食べ物」。『名医の食卓』の著者であり、日本抗加齢医学会の理事を務めたこともある満尾正氏が、最新栄養学に基づいた食材の選び方を紹介する。

何を食べればいいの?

「積極的に食べたい食材」「食べすぎに気をつけたい食材」を詳しく説明します。ご家庭での献立づくりにお役立てください。

積極的に食べたい食材

◎魚介類

たんぱく質摂取が大事だと考えるご家庭では肉食になりがちです。わたしは「週のうち3〜4日は魚料理を食べる」ことをおすすめしています。

魚介類は良質なたんぱく源になるとともに、オメガ3脂肪酸のEPA・DHAが豊富だからです。

EPA・DHAは体内の炎症を抑える働きのほか、血液をサラサラにして血栓予防効果もあることが知られています。うつ病予防や認知症予防の可能性を示唆する報告があり、脳の健康を守るためにも欠かせません。

EPA・DHAはとくに青背の魚に多く含まれていますが、エビ、イカ、タコ、カニ、ホタテなどの魚介類からも摂取できます。エビやホタテにはアミノ酸の一種であるグリシンも多く含まれます。グリシンはコラーゲンの構成成分となるほか、深部体温を低下させて入眠へ導きやすくする作用があることが報告されています。

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