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「若返りホルモン」を増やす意外な食材!日本抗加齢医学会元理事が教える「食べた方がいい食材」&「食べすぎに気をつけたい食材」

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  • 満尾 正 満尾クリニック院長/日本キレーション協会代表/米国先端医療学会理事/日本抗加齢医学会理事(2015~17年)/医学博士
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ヤムイモ、京芋、タロ芋なども見つけたら入手して料理に使ってみましょう。

良質なたんぱく質、亜鉛もDHEAの生成を助けます。

海藻類、きのこにも注目

◎海藻類

海水のミネラルをたっぷりと取り込んだ海藻類は、人間にとっても貴重な栄養源です。海藻にもっとも特徴的なのはヨウ素(ヨード)が多く含まれることでしょう。ヨウ素は甲状腺ホルモンの主原料となるほか、免疫機能をサポートする重要なミネラルです。

海産物に恵まれ、海藻を食べる習慣が根付いている日本人はよほど特殊な食生活をしていないかぎりヨウ素不足になることはありません。しかし、海産物を食べる機会の少ない海外の内陸国家では、ヨウ素の摂取不足による健康被害が深刻な問題となっている国もあります。

海藻にはヨウ素のほかにも、カルシウム、マグネシウム、鉄、カリウム、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。オメガ3脂肪酸、ビタミンD、ビタミンB12も含まれます。

また、フコイダン、ポルフィランなどと呼ばれるネバネバした成分は水溶性食物繊維で、腸内環境を整えるのに貢献します。水溶性食物繊維は水に溶けるとゲル状になって膨らみ、食べ物を包み込むため、消化吸収がゆっくりになるのです。

さらに、海藻にはフロロタンニンと呼ばれる特有のポリフェノールも含まれていて、抗炎症作用や抗酸化作用についての研究が進められています。

栄養豊富な海藻ですが、いくら健康によくても食べすぎは禁物です。ヨウ素の含有量が多い昆布を毎日大量に食べ続けると、過剰摂取となり甲状腺機能が低下してしまうリスクがあります。過不足なく、上手に海の恵みを取り入れましょう。

◎きのこ

きのこは菌糸体によって産生される独特の食材です。カロリーがほぼゼロに近いことから「ダイエットに役立つ」と重宝されてきたものの、栄養価についてはビタミンDを除いて未知の部分が多かった食材です。

きのこは、重量比で考えると食物繊維の量が野菜類と比較しても群を抜いて多く、食物繊維の摂取量を増やすうえで強い味方になります。 食物繊維は、腸内細菌叢のバランスを整え、便通改善効果が期待できるほか、腸内の有害物質の排泄を促します。食物繊維が腸内環境を整えることで、さまざまなビタミンがつくり出されることもわかっています。

また、糖質を摂取するときに一緒に食物繊維を摂ることで血糖値の上昇を緩やかにする効果もあります。

キクラゲには水溶性食物繊維であるペクチンが豊富に含まれており、腸内環境改善に役立ちます。 また、キクラゲには血液を固まりにくくする作用や糖尿病治療効果などがあることも報告されています。

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【研究が進み、きのこの注目度が上がっている】

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