「家事」をする男女ほど"脳が衰えない"。海外から研究結果が続々と報告――『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は脳の機能からみても正しいワケ

今、話題の秋ドラマ、谷口菜津子さん原作の『じゃあ、あんたが作ってみろよ』では、家事をしなかった主人公の男性のリベンジぶりがコミカルに描かれています。
実は、料理、掃除、洗濯、植物の水やり、玄関の掃き掃除――こうした日常の家事は男女のパートナーシップに関わるだけでなく、実は脳の健康に大きく関わっているかもしれません。
というのも、ここ数年、世界各国の大規模研究が、家事を続けている人ほど認知機能が高く、認知症になりにくい傾向があることを明らかにしているのです。
海外から続々と報告
これらの研究は、厳密には因果関係を完全に証明するものではなく、あくまで可能性があるという段階です。しかし、イギリス、中国、シンガポール、アメリカという異なる文化圏で一貫した結果が得られ、身体活動、社会的つながり、脳の健康に関する既存の膨大な知見と合わせて考えると、明確で実用的なメッセージが浮かび上がってきます。
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