10月初旬に開かれたファーストリテイリングの決算説明会。2025年8月期の連結決算は売上収益、各利益ともに過去最高を記録した(撮影:尾形文繁)
好業績が続くファーストリテイリング。成熟市場での成長余地が限られる中、おひざ元の日本では新たなビジネスに挑戦している。
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「グローバルでブームが来ているんじゃないか」「全世界でこれだけ売れるというのは今までになかった」。ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は終始、晴れやかな表情で、報道陣やアナリストたちの質問に答えていた。
10月9日に発表された2025年8月期決算(国際会計基準)は、売上収益が3兆4005億円(前期比9.6%増)、営業利益が5642億円(同12.6%増)で着地した。増収増益となるのはコロナ禍から業績が回復し始めた21年8月期以降、5期連続。売り上げ規模はアパレル業界で世界2位のH&M(約3.7兆円、24年11月期)に肉薄しつつある。
成長が著しい北米と欧州
柳井氏が満足げな表情を見せる理由は、海外でのユニクロの成長だ。
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