〈独走する王者〉ZARAが「驚異の収益力」を生み出し続ける秘訣・・・"店舗大幅減"でもなぜ首位堅持?大阪・心斎橋の新旗艦店でユニクロと真っ向勝負
大阪有数の繁華街、心斎橋筋商店街の入り口にそびえ建つユニクロ。おなじみの赤い看板を、白いライトが煌々と照らしている。
その目の前に、茶色を基調としたガラス張りのブティックが出現した。ユニクロとは打って変わってひっそりとした外観に、行き交う観光客らがドア越しに店内をのぞき込む。
10月末、ZARA心斎橋店が開業した。地上4フロア、1900㎡に及ぶ同店は、ZARAが展開する国内店舗の中でも最大級。ECとの連携や省エネなどの面で最先端技術を取り入れた新旗艦店の位置づけで、国内初となるカフェも併設した。
最新のコレクションがゆったりと配置された店内は、畳や土壁など日本の伝統を取り入れた凝った作りで、従来の店舗以上に時間とコストをかけてデザイン設計されたことが見て取れる。ウィメンズとキッズの商品のみを取りそろえ、年内に同じ心斎橋エリアにメンズ専門店を開業する。
ユニクロが唯一越えられない壁
「全世界でブームが来ている、あるいは来るのではないか。世界中でこれだけ売れているのは今までになかった現象だ」。ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は10月の決算説明会で、そう自信をみせた。
ファストリの2025年8月期決算は、国内や欧米のユニクロ事業が大きく伸びて過去最高益を更新。売上高は3.4兆円に達し、アパレル専門店ではスウェーデン発のH&Mと世界2位を争うまでの規模となった。時価総額ではH&Mをとうに抜く。

そんなユニクロも、唯一越えられていない壁がスペインを本拠地とするZARAである。




















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