「ハラスメントが起きやすい職場」かどうかがわかる6つのNGサイン――"パワハラ相談"を受けてきた社労士が解説
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ハラスメントが起きやすい職場には一定の特徴があります(写真:mits/PIXTA)
「ハラスメント」に対する認知が広がったことで、職場でのハラスメントは、いまや「誰にでも起こりうる問題」として社会的注目を集めています。しかし、上司の叱責や同僚からの言葉が「指導」なのか「ハラスメント」なのか――。その線引きは簡単ではありません。
加害者にも被害者にもならないために、ハラスメントの「線引き」と「対応」を学び、職場でのトラブルを未然に防ぐ実践的ガイドブックとして、労務相談を数多く受ける社会保険労務士の村井真子氏が書いた『職場問題ハラスメントのトリセツ』より、一部抜粋・編集してご紹介します。
ハラスメントが起きやすい職場の特徴
さまざまな企業でハラスメントに関する相談を受けるうち、ハラスメントが起きやすい職場には一定の特徴があると感じます。ハラスメントが起きやすい職場環境についての先行研究*1と調査*2の結果を参照しながら、私が相談を受けてきた職場の共通項を紹介します。
*1 「職場のハラスメントを解析する(JPSED分析報告書2020)」リクルートワークス研究所
*2 「令和2年度 厚生労働省委託事業 職場のハラスメントに関する実態調査 報告書」東京海上日動リスクコンサルティング株式会社
1.不公平な職場
2.プライベートを犠牲にさせる職場
3.きつい職場
4.バランスの悪い職場
5.腹を割って話せない職場
6.ハラスメント教育がされていない職場
2.プライベートを犠牲にさせる職場
3.きつい職場
4.バランスの悪い職場
5.腹を割って話せない職場
6.ハラスメント教育がされていない職場
では、1つずつ見ていきましょう。
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