具体的な方法としては、例えば無料ウェブサービス「スカイスキャナー」を使えば韓国や台湾、香港や上海など、アジア各国・地域の往復航空券を(諸税込みで)2万~3万円前後で手配できる。ちなみに筆者は2025年に同サービスを使って(関空発の往復・燃油サーチャージなど諸税込み)スリランカ4万220円。東ヨーロッパのジョージア5万4581円。2024年度は、韓国2万7020円。トルコ6万2491円。マレーシア3万3820円の往復航空券を手に入れている。

航空券、宿泊、食事…個人旅行の注意点は?
なお、注意点としては、安い航空券はLCCであることが多く、スーツケースの預け入れや機内食を頼むと追加料金がかかる。
また、遠方へのフライトは基本的に乗り継ぎが必要で、その際に一度入国手続きを求められるケースもある。ビザの申請は自分で行わなければならず、トラブルが起きた場合の対応もすべて自分で対応する必要がある。その点を理解したうえで選ぶことが大切になる。
筆者の父もそうだが、「旅先で安宿はキツい……」と思う方も多いだろう。宿泊に関しては、アジア各国なら高級ホテルも手が届きやすい。1泊2万~3万円ほどの予算があれば、セブ島でもバリ島でも5つ星クラスに泊まれる。しかも海外のホテルは1名単位ではなく1部屋単位で料金が設定されていることが多いため、夫婦や家族で旅行するなら日本よりむしろ安く済む場合がある。ホテル探しには「ブッキングドットコム」や「トリップドットコム」といったサービスが便利で、口コミ評価8/10以上を目安に探せば大きな失敗は少ない。
食事の心配もあるかもしれないが、アジア諸国であれば必要以上に構える必要はない。シンガポールを除けば、日本でロイヤルホストに行く程度の予算で、清潔なレストランで食事とお酒を楽しめる。もっと節約したいなら屋台飯という選択肢もあり、わずか500円程度で満腹になれるほどだ。
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