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ローソンの季節外れ「スタミナフェア」は現場の声を受けた「脱・売り手都合」思考から生まれた

9月9日から22日まで「スタミナフェア」を実施したローソン(記者撮影)
秋の風物詩ともいえる「月見商戦」。日本マクドナルドが1991年から始めた「月見バーガー」を10月下旬まで販売するなど、商戦が盛り上がっているまっただ中で「空気の読めない」小売りチェーンがある。コンビニ大手のローソンだ。
ローソンが9月9日から22日まで行っていたのは「スタミナフェア」。販売した17品は、「からあげクン スタミナのたれ味」や「にんにく香る!辛旨豚焼肉キンパ」など、ニンニク、しょうが、唐辛子といった香辛料でパンチの効いた商品や、カルビ、背脂を使ったボリューム感ある商品が中心だ。
食欲をかき立てられるスタミナ商品は、コンビニにとって夏のキャンペーンの定番だ。実際、セブン‐イレブン・ジャパンは7月末から「真夏のグルメ 旨辛界隈」を開催。専門店監修のカレーなどニンニクや唐辛子、スパイスを使用した弁当類を中心に打ち出した。
なぜ、各社が一斉に秋商戦に入った9月に、ローソンは夏の定番であるスタミナフェアを開催したのか。
加盟店オーナー「秋に売るものがない」
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