25年《夏ドラマ視聴率ランキングTOP10》上位は"意外な顔ぶれ"。ドラマの雄・TBSが貫禄を見せ、テレビ朝日が"台風の目"に!各作品を振り返る

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テレビ
「2025年夏ドラマ視聴率ランキングTOP10」を見ながら、7月期を振り返っていく(画像:Yuzurugima / PIXTA)

今年最も「ドラマの話題が多かったクール」になるであろう7月期の夏ドラマ。平均世帯視聴率を見ると、安定の人気を誇る名門ブランド・TBS日曜劇場の『19番目のカルテ』が視聴率を2桁%に乗せた。

TOP5には、テレビ朝日系ドラマが3作ランクイン。とくに松たか子と阿部サダヲの共演が光ったオリジナルサスペンス『しあわせな結婚』は、SNSなどネットで考察が盛り上がった。ドラマファンの間では、テレビ朝日のプレゼンスが高まっているようだ。

次ページより「2025年夏ドラマ視聴率ランキングTOP10」を見ながら、各作品を振り返りたい。

※外部配信先ではランキングや画像、ハイパーリンクがうまく表示されない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください。

松本潤主演の『19番目のカルテ』が大健闘

やはり強かったTBS日曜劇場。今年に入って、1月期『御上先生』(全話平均視聴率10.7%)、4月期『キャスター』(同11.0%)とクールごとに1位を獲得してきている。

そうしたなかの7月期『19番目のカルテ』は、NHK大河ドラマ『どうする家康』(2023年)以来の松本潤の主演ドラマとなり、医療ドラマという人気ジャンルであることも相まって、放送前から期待値が高かった。

しかし、放送スタート直後は内容への評価が割れていた印象だ。

松本潤が演じたのは、18の専門分野に分けられ、それぞれの専門医たちが診察・治療を行う日本医療において、19番目の領域として新たに加わった総合診療科の医師。

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