
「45年ぶりの本気」ワークマン展示会で見た“覚悟”(筆者撮影)
現役ウーバー配達員で“肉体派ライター”の佐藤大輝氏があらゆるモノやサービスを検証。机上ではわからない「本気の現場レビュー」を届けます。第7回は2025年9月1日に開催された「過酷体験が可能なワークマン新製品発表会」。
-25℃から+30℃まで。温暖化と気候変動を意識した特別会場
「噓でしょ……。このフロア全部がワークマンの展示会ってこと?」
会場に着いたときは目を疑った。就活や転職の合同説明会などでよく利用される、東京国際フォーラムの端から端まで(ホールE1・E2)が、ワークマンの商品で埋め尽くされている。アパレル小売業の単独展示会として“国内最大規模”とは事前に聞いていたが、実際に会場に行って初めて、そのスケールの大きさに私は圧倒された。

巨大な展示会場。なおこの写真には会場全体の半分も映っていない(筆者撮影)
「気候変動・温暖化対策製品の大幅増産」をテーマにした本イベント注目の「推し」は、寒暖差対策ウェア「XShelter(エックスシェルター)」で決まりだろう。この製品を一言で説明すると「着る魔法瓶」といったイメージで、外部環境(暑さ・冷気)を遮断して、衣服内を最も快適な状態(湿度50%・温度30~33℃)に保ってくれる。
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