「在庫不足、本当に反省しております」謝罪から始まるワークマン展示会、"気候変動体験ゾーン"まで作る本気っぷりが凄かった!

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土屋専務は「欠品が当たり前で、人気商品がお客様のところに届かない。創業45年目にして気が付いた」「経営陣の反省として、ビビッてたくさん作らない傾向がある。在庫の山で自滅したくない」といった発言で会場を笑わせた後、「全部が全部生産をかけると在庫で死ぬので、まずは4点(XShelterを含めた)に絞って在庫を切らさない」と明言。衝撃の本気生産と称して昨年の8~10倍、秋冬重点製品の在庫を用意すると発表した。

壇上の土屋氏
土屋氏は「これまでは専門店としての“幅”で勝負していたが、今後は“深み”でも戦っていく」と語っていた(著者撮影)

戦略発表に見たワークマンの熱意と“覚悟”

海外進出を見据えた計画や、ワークマンアプリの運用開始についても報告。さらに「機能と価格の新基準を作るのがワークマンのミッション」「高級品をコモディティ化する」といった同社の“覚悟”についても、熱意と冷静さを織り交ぜながらプレゼンを行った。

どうやら「気候変動・没入体験ゾーン」は、土屋専務が立つ場所にも設置されていたようだ。不覚にもXShelterを着用していなかった私は、外部環境の影響がモロに直撃。ワクワクした気持ちを抑えられないまま、有楽町駅から山手線に乗り込み、「青春18きっぷ」を使って自宅のある神戸を目指したのだった。

【画像を見る】百獣の王、タレントの武井壮さんも参戦? 会場の雰囲気や、ワークマンの気になる新商品について知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください
佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター

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さとう・だいき / Daiki Sato

生活を回すために自転車のペダルを回して、気が付けば配達件数7800回以上。奨学金約500万円の返済や、人生2回の不当解雇。健康保険証のない状態での大怪我や、資産運用での大失敗など、ジェットコースターのような人生を歩んできた異色のライター。行動力と取材力、打たれ強さに定評がある。1990年生。横浜→東京→埼玉→茨城→神戸。社会に出てから40カ国以上を旅したがTOEICは300点。不当解雇とウーバーの本を出すのが夢。

X:@do69951367

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