土屋専務は「欠品が当たり前で、人気商品がお客様のところに届かない。創業45年目にして気が付いた」「経営陣の反省として、ビビッてたくさん作らない傾向がある。在庫の山で自滅したくない」といった発言で会場を笑わせた後、「全部が全部生産をかけると在庫で死ぬので、まずは4点(XShelterを含めた)に絞って在庫を切らさない」と明言。衝撃の本気生産と称して昨年の8~10倍、秋冬重点製品の在庫を用意すると発表した。

戦略発表に見たワークマンの熱意と“覚悟”
海外進出を見据えた計画や、ワークマンアプリの運用開始についても報告。さらに「機能と価格の新基準を作るのがワークマンのミッション」「高級品をコモディティ化する」といった同社の“覚悟”についても、熱意と冷静さを織り交ぜながらプレゼンを行った。
どうやら「気候変動・没入体験ゾーン」は、土屋専務が立つ場所にも設置されていたようだ。不覚にもXShelterを着用していなかった私は、外部環境の影響がモロに直撃。ワクワクした気持ちを抑えられないまま、有楽町駅から山手線に乗り込み、「青春18きっぷ」を使って自宅のある神戸を目指したのだった。
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