「在庫不足、本当に反省しております」謝罪から始まるワークマン展示会、"気候変動体験ゾーン"まで作る本気っぷりが凄かった!

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暖冬ブースにはオレンジ色の電球が大量に設置されており、温度計は27℃を示していた。なお気になる同製品の断熱力だが……。ごめんなさい。身体が芯まで冷えたことで、私の肌感覚は完全に麻痺。暖かいのか寒いのか、イマイチ変化がわからない。

そこで同社の社員さんにご協力いただき、サーモグラフィを使って、ビフォー&アフターの温度を測定。その結果、しっかりと外気温を遮断する客観的事実を確認できた。

ビフォー。何も着ていない状態のサーモグラフィ(筆者撮影)
アフター。XShelterが外気温をシャットアウトしている(筆者撮影)

昨今の異常気象による暖冬や、1日の気温差が10℃以上になる季節の変わり目など、「今日何着ていいのかわからない」問題を解決する上で、この最も安価なXShelterはアリかもしれない。真冬向けのダウンと異なり、秋も冬も春も着用できる柔軟性。ワークマンの代名詞「高機能低価格」を具現化したような、コスパ抜群の商品だと私は感じた。

ウーバーの仕事でも使えそうな防水防寒スーツ

最後の検証として、私は耐水圧2万mmの防水防寒ウェア「XShelter断熱α AEGIS PREMIUM防水防寒スーツ(税込9800円)」を着て、豪雨体験ブースへ。雨水が1滴も染み込んでこない防水力に「これ、ウーバーの仕事でも使えるんじゃね?」と思いながら、大満足で過酷体験の検証を終えた。

豪雨体験ブースでの検証の様子
豪雨体験ブース。まるで滝のような雨に打たれたが、これっぽっちも濡れなかった(筆者撮影)

会場内にはXShelter以外にも、面白そうな商品がいくつも展示されていた。例えば累計170万着を販売したリカバリーウェア「MEDIHEAL(メディヒール。価格は長袖シャツとロングパンツ、それぞれ税込1900円)」は、血行促進作用により疲労や筋肉のコリを改善するなど、「着る医療機器」として今話題になっている。

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