大戸屋が「地下や2階以上」に出店する深い理由。集客には「1階が有利」と言われる中…"デメリットをメリット"に変える戦法とは
まずいけれども、健康にいいから「もう一杯」飲みたい―、この真摯な言葉が商品への信頼と説得力を高めてくれたのです。
正直な情報発信で信頼を獲得するスーパー
オーケーは、首都圏を中心に150以上の店舗を展開するディスカウントスーパーです。2024年時点で、顧客満足度が最も高いスーパーに14年連続で選ばれています(JCSI顧客満足度調査)。
その高い満足度を支えるのは、低価格の徹底と積極的な情報発信のスタイルです。オーケーには、商品の状態を率直に伝える「オネスト(正直)カード」があり、通常なら顧客にはあまり伝えられないような情報が“正直”に発信されています。例えば、
といった、天候による青果の品質、旬の知らせ、あるいは価格変動に関する情報などが、逐一POPとして顧客に伝えられているのです。
オネストカードを掲げることで、仕入れ量を調節し、売れ残りを抑える効果などもあると言います。
弱みを隠すのではなく、きちんと情報発信する仕組みを構築することで、顧客からの信頼を獲得し、大きな強みにできている事例です。
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