「年金だけじゃ暮らせない…」"貧困老後"に陥る3大要因「貧しい老人」にならないために、今からできる"準備"は?

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いかがでしょうか。

「老後は死ぬまで働いて、ピンピンコロリが理想」などと言われますが、健康を害したり体力が続かなかったりで、なかなかうまくいかないのも現実です。

「最後まで元気に自立した生活を送って亡くなることができる人は一握り」と考えておいたほうがよいでしょう。

「貧困老後」に陥らないための3つのポイント

まとめると、「貧困老後」に陥らないためには、次のようなことがポイントです。

①【年金】自分の年金額を把握し、老後の生活費をイメージして備えておく
②【住居】無理な住宅ローンを組まない、賃貸派は十分な住居費を蓄えておく
③【健康】若いうちから運動習慣・健康的な食習慣をつけておく

この3つの課題は、いずれも一朝一夕ではクリアできません。

元気なうちにしっかりと「準備」をし、「豊かで楽しい老後」に備えてほしいと「終活の専門家」として願っています。

松尾 拓也 行政書士、ファイナンシャル・プランナー、相続と供養に精通する終活の専門家

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まつお・たくや / Takuya Matsuo

行政書士、ファイナンシャル・プランナー、相続と供養に精通する終活の専門家。

行政書士松尾拓也事務所代表、有限会社三愛代表取締役。

1973年北海道生まれ。父親が創業した石材店で墓石の営業に従事する傍ら、相続や終活などの相談を受けることが増えたため、すでに取得していた行政書士資格を活かし、相続・遺言相談をメイン業務として行うようになる。

信条は、相談者からの困り事に「トータルで寄り添う」こと。家族信託や身元保証など「新しい終活対策」についても積極的に取り組み、ライフプランや資産管理などの相談に応えるためにファイナンシャル・プランナー、住み替えニーズなどの相談に応えるために宅地建物取引士の資格を取得。ほかにも家族信託専門士、相続診断士、終活カウンセラー、お墓ディレクター1 級など、終活にまつわるさまざまな資格を取得する。

一人ひとりの「ライフエンディングシーン」(人生の終末期)で、最も頼りになるパートナーとなるべく、全方位視点で積極的な事業展開を行っている。

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