
ビジネスパーソンの人生の充実に不可欠なのは「学歴」より「学習歴」。社会人にとっての学びの重要性に、改めてスポットを当てていく(写真:jessie/PIXTA)
学歴より重要な「学習歴」について考える
学歴に関する論争は非常に昔から存在し、さまざまな立場からの意見が非常に活発に交わされている。

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しかしながら学歴よりも本来はもっと重要な「学習歴」についてはあまり論じられていないのが実情だろう。
もっとも、学歴というのは偏差値や出身校といった分かりやすい形で可視化されている。つまり共通の尺度などに基づいてレベル感なりが見えやすい。
一方で、学習歴については個人的な要素が強く、またそういった普遍的な指標に基づいた可視化なりが困難である。こうしたことが、学習歴が話題になりづらい一因であろう。
とは言え昨今においては生涯学習やらリスキリングなどと言葉は違えども、社会人にとっての学習や学びの重要性に改めてスポットライトが当たっていることも事実だ。
学歴というものがある一定のルールに基づいた競争下における「過去の実績」である一方で、学習歴つまりビジネスパーソンにとっての学びや学習は「現在進行形」であり、未来志向であるからこそ、現役のビジネスパーソンにとっての必修科目のハズなのだ。
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