「自己投資の時間が無い」と嘆く人が知らない"自己投資でむしろ時間に余裕が生まれる"極意とは?40歳以降は「自己投資の方向性」を転換すべきだ

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自己投資
自己投資を通じて絶えず自分をアップデートできるヒトのみが成長できる(写真:Ushico/PIXTA)

株式投資をはじめとするいわゆる金融資産に対する投資熱がかつてないほどに高まっている。

そのような投資にとっての大きな味方は時間である、ということを考えると若いヒト達の間で少なくともそういったことへの興味を持つ方や実際にやっているヒト達が増えていることは良いことだ。

「自己投資」は効率よくリターンを得られる

若いうちは自己資金が少ないからリターンと言っても微々たるものだからそんなことをする必要はない、という意見もあるが、少なくとも経済動向や企業経営に関する勉強につながったり、若いうちから資産形成などをキチンと考えられるようになるという、短期的な金銭的価値では測れないリターンもあるがゆえに、人生にとってプラスにつながる行為であると言える。

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しかしながら、人生において一番効率良く、一番確実なリターンを得られるのは「自己投資」である、という事実にももっと目を向けるべきだ。

自分が現在おかれた状況を何となく受け入れてしまって、将来を過去と現在の延長でしか考えられないような思考回路から脱して、未来志向、つまり成功している理想の自分の姿からの逆算で将来を考えられるようになるための武器が自己投資なのだ。

自己投資というと、英語や会計、業界知識といったいわゆる仕事で活用するスキル系のことを思い浮かべたり、はたまた健康維持のためにジムに通うとか、料理教室に通うとかで人生の充実のための活動というようなことを想像される方が多いだろう。

たしかにそういったものも自己投資の一部ではあるが、そういったわかりやすいものが自己投資のすべてでは決してない。

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