バリキャリでも「地味な生活」に悶々とする日々 合コンにいた「キラキラ無職女子」が羨ましい

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ハイヒールを履いた女性
「キラキラ無職女子」をうらやましく感じてしまうという、バリキャリ女性の相談者。安井さんからのアドバイスとは(写真:Taka/PIXTA)※写真はイメージです
【相談者 女性 会社員 Kさん】
大手企業に勤めるOLです。先日、合コンである女性と知り合ったことで悶々としています。
その女性は無職のようでしたが、高価なバッグを持っていたり、会員制の高級レストランでの食事経験が豊富な様子だったりと自分との格差に戸惑いました。
彼女に限らず、SNS上で職業不詳ながら華やかな生活を送る女子を頻繁に目にしますが、そのたびに自分の人生はこれでいいのかと感じ、自信が持てません。
大学受験や就職活動を経て大手企業に入ったものの、贅沢なんて夢のまた夢の生活を送っています。世の中には普通の勤め人の世界とは異なる世界があるようですが、そうした世界をうらやむ気持ちとどう折り合いをつけたらよいのでしょうか。

他人の人生は「一部」しか見えていない

人生におけるそのときどきの決断や行動が「正解であったか否か」を判断するのはあくまでも自分自身です。

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そしてその結論を出すには今現在だけではなく長い時間軸での目線が必須です。

成功の定義や幸せな人生の定義というのは人それぞれです。

それは決して他人と比較できるものではありませんし、ましてや他人の人生を基準に自分の人生を判断すること自体がナンセンスです。

往々にしてヒトが他人の人生を見る際、そのヒトの人生や人となりの一部しか見えていません。

全体ではなく一部だけを見て自分の全体と比べること自体がおかしいのです。

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