暑さ寒さ、気圧の変化…しんどい「季節バテ」「気象病」はなぜ起きる?気候がもたらす「物理的ストレッサー」に対処するDRICS理論
最近では低気圧不調とか、天気痛、天気頭痛、気象病などと呼ばれます。
昔から「天気が悪くなると古傷が痛む」とか「神経痛がひどくなったから雨が降る」といわれますが、これは気圧の変化で拡張した血管が神経を圧迫刺激して起こると考えられています。
ほかにも、体内の水分バランスが乱れ、血管が拡張し、それが神経を圧迫して頭痛を引き起こすともいいます。
耳のマッサージ、耳栓が効果的
耳の奥にある内耳といわれる部分が、気圧の変化を感知するときに過剰に反応することで自律神経のバランスが乱れ、だるさやめまいを引き起こすという研究もあります。
気圧差をディスタンスするには、耳を軽くマッサージしたり、ホットタオルや温かいペットボトルなどを当てて耳を温めたりするのが効果的なようです。
気圧調整機能のついた耳栓も売られていますし、水分バランスを調整するような漢方薬もあります。
数日先までの気圧差を予想してくれるスマホアプリが人気だとも聞きます。現在の天気予報のメニューは天候に加えて気温、湿度、風くらいですが、そのうち気圧も報じるようになるかもしれませんね。
高層ビルのエレベーターに乗って耳がツーンとしたりするのも、気圧差の影響です。こちらも結構な刺激になります。
時間と意欲があればですが、数フロアずつエレベーターを乗り換えていくのが、抑疲労的には正しいやり方です。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら