「気温差不調」でつらい人にお勧め"漢方的対処法" 「去年より調子が悪い」と感じる人が実は多い

✎ 1〜 ✎ 27 ✎ 28 ✎ 29 ✎ 30
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
寒かったり暑かったり…。そんな気温差で体調を崩す人が増えています(写真:topic_kong/PIXTA)

10月になって、異例の暑さが続いたかと思うと、急に寒くなる。そんな「ジグザグ天気」に翻弄されていませんか?

1日の寒暖差に加え、前日との差も大きいこのジグザグ天気は、体にとって大きな負担になっています。この時期は例年、寒暖差不調が起こりやすいのですが、今年は特に深刻な症状に悩む方からの相談が、筆者の鍼灸院にも多く寄せられています。

そこで今回は、寒暖差による体調不良について、原因やセルフケアをご紹介します。

今年の寒暖差不調の特徴

私たちの体は体温を一定に保つようにできていて、これを恒常性(ホメオスタシス)といいます。体温を一定に保つという働きは体にとって大仕事なので、気圧や温度の大きな変化は、人体にとって大きなストレスとなります。

特に、今年は異常な夏の暑さのせいで体力が消耗している人が多く、その結果、体温調整能力が下がって、例年より寒暖差不調が深刻になっているといえるでしょう。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事