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キャリア・教育 #「若き老害」常見陽平が行く サラリーマン今さら解体新書

「会社生活を楽しめない人」の残念すぎる思考 超一流のプロが社内起業の本質を明かす

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  • 常見 陽平 千葉商科大学 准教授、働き方評論家
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グリーンがどこにあるか、どちらへ向いてて打ったらいいか、くらいは言ってあげないと駄目です

石川:「いやいや、自由に出しても受け入れてくれるわけがないだろう」って誰でも思うじゃないですか。だけど、結構そういう会社多いんですよね。だから事務局の人は、ゴルフにたとえると、せめて「フェアウェイ」と「OBゾーン」くらいは言ってあげないと。とりあえずグリーンがどこにあるかわかんない、ティーグラウンドからどちらへ向いて打ったらいいかわかんないじゃないですか。「フェアウェイはなんですか。OBゾーンはなんですか。」って聞くと、答えられる経営企画部の人、ほとんどいないですよね。

常見:新規事業って、別にコンテスト「だけ」から生まれるわけではないですよね。他にも注目すべき手法ってありますか?

石川:僕は技術者と仕事をすることが多いのですが、彼らって「ヤミ研」をやっているんですよね。本当の研究テーマは別にあるんだけれども、実は机の下で薬剤を使ってちょっと違う実験をやっているとかね。そういう文化は理系の方の中では案外あって、それに近いことは技術の会社は結構やっています。こういうことに片目をつぶって許容する余裕ってすごく大事だと思いますね。

会社との関係を考える

石川:企業人として幸せに生きることができる人と、そうじゃない人で、どこで違いが出てくるかのひとつとして、キャリアを考えるときの3つの輪ってよく言いますよね。

常見:ありますね。

石川:「want」「can」「needs」の3つの輪の中央で仕事ができるといちばんいいですよ、という話なんですが、さらに大きなところに会社の3つの輪があるんですよね。「want」はビジョンじゃないですか。「can」は会社の経営資源かもしれないし、「needs」というのは会社としての経営課題かもしれない。会社としてやりたいことって、実は3つの輪が重なって、6つになっているというかな。

そのときに、自分がやりたいことをいろんな言葉で語ると思うんですけど、会社が言っているビジョンとうまく微調整をして「つまり俺がやりたいことはこの会社のビジョンに照らせばこういうことだな」という文脈に変えていくとか、アジャストができる人は幸せになると思いますし、少しでも違うと、「いや、これは俺のやりたいことじゃない」っていうふうになるとなかなか厳しいと思うし、辞めざるをえないと思うんですけど、でも微調整できる人って案外多いと思うんですよね。

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【人事は全部、経営からのメッセージ】

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