「会社生活を楽しめない人」の残念すぎる思考 超一流のプロが社内起業の本質を明かす

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会社を利用して何かをする「社内起業」というコンセプトに共感した!
東洋経済オンラインに集いし労働者・学生・市民諸君!「若き老害」こと常見陽平である。いかん、「意識高い系」研究家の私はいつも冷めた視線で世の中を見ているのだが、そんな私が超絶意識高くなってしまっている。というのも、先日、カリスマ新規事業インキュベーターである石川明さんとの対談イベントが超満員で、盛り上がりまくったのだ。
石川さんはリクルートの新規事業コンテスト「New Ring」の事務局を長年務めてきたうえ、オールアバウトの立ち上げメンバーでもある。その後、新規事業インキュベーターとして独立し、さまざまな企業の新規事業に関するサポートを行っている。『はじめての社内起業』(U-CAN)の著者でもある。
私は、この「社内起業」というコンセプトに激しく共感したのだった。別に独立したり、転職したりしなくても、「会社を利用して何かをする」というのは良い考えだと思ったのだった。9月15日に下北沢B&Bにて行われた対談イベントの模様を前後編にわたってお届けしよう。

「案件の通し方」を身につけると楽しくなる会社員生活

常見陽平(以下、常見):石川さんは肩書きが「新規事業インキュベーター」なんですね。

石川明(以下、石川):わかりやすくいうとコンサルタントなんですが、新規事業に関して企業のお手伝いをするときって向こうの人のほうが大体詳しいので、コンサルティングではなくて、あえてインキュベートという言葉を使っています。

常見:なるほど。これから新規事業を創造したいと考えている企業にお邪魔して一緒にワークショップや、会議をしたり、相談に乗ったりしているワケですね。ご著書の『はじめての社内起業』がよく売れているようですね。どんな人に読まれているんです?

石川:僕が話を聞いている限りでは、やっぱり会社の中で新しい事業を興したいと思っている人や、そういうミッションを与えられている人ですね。

常見:この本、すごく「使える」本だと思いました。石川さんのノウハウを惜しげもなく開示しています。新規事業に関する本って、コンサルタントが書いたフレームワークだらけの本か、あるいは起業家が書いた武勇伝、精神論だらけの本に二極化していますから。「社内での案件の通し方」なんていうベタなことまで書かれているのがいいですね。

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