長く活躍する人は意外と「謙虚でナルシスト」 外資系でつぶれない人に共通する資質

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このような企業文化の違いを乗り越えて、外資系で働き続けていける人というのはどんな人なのでしょうか。

外資系の人は大体がナルシスト?

外資系で働いていける人間の絶対的条件のひとつとして

「マゾであること」

があげられます。

肉体的にも精神的にも、逆境を喜ぶ心がなければやっていけません。

たとえ朝から虫の居所が悪かった上司に30分、立ち説教されようとも、
「うぅ……! 上司様がこんな朝から私のようなもののためにお時間を割いてくださるなんて!!! なんて尊い!!!(涙)

と、心で号泣しなければいけません。

そして、どんな無茶ぶりに対しても

「はい! 喜んで!」

と居酒屋の店員さんのようなソウルを忘れてはいけません。

できない理由などいらないのです。

できる理由を、自分の能力を最大限にして、見つけなければいけないのです。

そして、時として、上司の無茶ぶりから長時間労働が強いられることがありますが、

この状態であってしても「なんて酷い会社だ!」と思ってはいけません。

深夜2時であっても、会社貢献できた喜びに打ち震えなければいけません。

ちょっとこれは言いすぎたかなって書いてて思いました。

しかしながら、いつ解雇されるかわからない能力主義の環境は大変ストレスの強いものです。こんな環境下でどうして働き続けることができるのでしょうか。

それは外資系で働いている人は大体、ナルシストだからです。

ナルシストである理由は、「こんなに稼いでる自分すごい」だったり「こんなに長時間労働している自分すごい」といろいろありますが、

つまり働いている自分に酔っているのです。

外資系では働いている人はいつでも全力です。

確かにこれは「解雇を避けるため」という恐怖心から来ているのかもしれませんが、必ずしもつねに恐怖心から行動しているとは限りません。
つねに、その瞬間、瞬間をチャンスととらえ、

自分に何ができるかを考えているのです。

仕事上で何か苦しいことがあったとしても、それが永遠に続くものではありません。

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