なぜ「キャラ採用」?外資系の"人を見る目" 3流私大卒・埼玉のOLの私が、なぜ外資系に?

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 一般の日本人にとってはいまだ謎の多い外資系企業。その本当の”実態”とは……?
 非・有名私大を出て、埼玉のOLに。その後、外資系金融など経て、現在はシンガポールの世界的IT系企業で勤めるずんずんさんが、世界一つらくて、でも世界一愉快な外資系の日常についてつづります。

 

はじめましてこんにちは、シンガポールでOLをしているずんずんと申します。

海外で働いてる女なんて、どうせ、

●帰国子女で
●慶應SFCぐらいを出て
●7cmヒールを履いた
●いけすかねぇバイリンガルバリキャリ女
みなさま、はじめまして、ずんずんです!

 

をご想像されるかもしれませんが、ぜんぜん違います!

両親ともにジャパン生まれのジャパン育ち、

男子生徒が殴り合うすてきな環境で教育を受け、3流私立大学を軽やかに卒業し、

その後、何があったかわかりませんがミラクルが起き、

外資系投資銀行に就職してしまったのがきっかけで、私の人生はアウトバーンに乗ってしまうことになってしまいました……。

いったい私に何が起こったのか? 今回は自己紹介も兼ね、お話したいと思います。

「英語ができない」埼玉のOLをなぜ……

それは私がうら若き頃……。大学を卒業し埼玉の奥地でOLをしておりました。ピンク色の制服を着て、7時半に出社し清掃とラジオ体操から始まる日常……。

おやおや? おかしいぞ?

丸の内OLになりたかったのに、なぜ埼玉で働いてるのでしょうか。

私の人生、何かが違うぞ?

そう感じた私は、丸の内OLになりたいがために転職活動を始めました。

若さというものは恐ろしいものです。何も知らない私は外資系投資系銀行に履歴書を送り、なぜか書類審査に通り、面接を受けることになりました。

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