このときの私の外資系投資銀行のイメージなど
「ぐろーばるなことをやってる何か?」
でした。
ぐろーばるですよ、ぐろーばる。丸の内OLを目指す者にとって業務内容などどうでもいいのです。オシャレ感と立地がすべてです。
とにかく私は面接に行くことになりました。ガラス張りのオフィスビルに入れるだけで、田舎から出てきたOLには感涙ものです。
そして面接で、日本人面接官が私に聞きました。
「英語はできるの?」
私はこう答えました。
「全然できません! 勉強します!」
面接官は爆笑です。
私には何が面白いのかわかりません。さらに面接官は聞いてきました。
「それで君は何ができるの?」
私は、答えました。
「なんでもやります!!」
またまた面接官は爆笑です。
そうして、私はキャラと根性が認められ、超一流外資系金融に転職することになったのです。この時点では、私は知らなかったのです――まさか新しい職場には鬼のような40代独身女性が3人もいて彼女たちが私の上司になるなんて――それはまた別のお話です。
外資系に採用される人の3類型
超優秀な人しか入れないと思われている外資系金融ですが、実際にはそんなことはありません。私が見てきたかぎり、新卒・中途ともに採用基準は、以下の3つに分かれます。
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