3~4月に入社した新社会人も、あっという間の5月。一方で2016年度採用の就職活動も本格化しています。長い社会人生活。ただでさえやっかいな「五月病」のシーズンを迎えますが、自分自身で何か目標を持たないと、迷走してしまうこと必至です。では、社会人の目標とは一体何でしょうか。仕事?それともプライベートの充実?また、今のうちからしておきたいこととは?20代の若い人々に向けて、改めて草食投資隊の3人が考えます。
就職活動の服装は、なぜ今も画一的なのか?
中野 もう5月ですね。春になるといつもふと思うのですよ。どうして生命保険に入ったのかな~って。新人の頃、オフィスにいると、ズカズカと保険の販売員が来て、「あなた、社会人になったのだから、保険くらいは入らなきゃダメよ」なんて言われて、知らないうちにハンコを押していたなんてことがありました。
藤野 僕も入りましたよ。
中野 まあ、騙されたようなものでしょうか。
藤野 ただ、僕は第一生命の保険に入っていたから、この会社が2010年に上場した時、保険料の支払い実績に応じて株券が配られましたから、それでそこそこ得をしたような気はしました。
渋澤 僕は外資系でしたが、先輩社員に「お前も入っておけ。お得意様のお客さんだから」なんて言われるんですよね。
中野 そう。先輩社員に何かリベートでも行っているんじゃないかって、今では思ったりしますが、当時は自分もまだウブだから、保険会社の方からもらった名刺に「課長」なんて書かれていると、それだけで嬉しくなって加入してしまうなんてことがありました。
渋澤 日本の企業ならではの風物詩ですね。あと、これも日本のビジネスならではの風物詩だと思うのですが、就職活動する時って、どうして皆、同じ格好なのでしょうか。これ不思議なんですよ。
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