「安心な老後」には、いくら貯金が必要なのか

新入社員の時から毎月4万貯めてもアウト?

(写真: Ushico / Imasia)

私は、仕事柄、新入社員や若手の社会人とそれなりに話す機会があります。最近は、若い人でも、あることを強烈に意識していらっしゃる方が多くなってきました。それは何かというと、老後のおカネです。

定年はあっという間にやってくる

この4月で社会人になった新入社員は、20日あたりをすぎれば、初任給が出る頃でしょう。学生時代のアルバイト代よりも安いかも知れない初任給の使い道といえば、ご両親に贈り物をする、同期と吞みに行く、仕事用のスーツを買うといったところでしょうか。いずれにしても、ほとんど手元には残らないはずです。

まあ、初任給はそれでも仕方がない。でも、よく考えて下さい。社会人になり、初任給をもらったところから、自分自身の老後の準備がスタートするということを。

22歳で社会人になり、定年が65歳だとしたら、老後の生活は43年も先の話になります。そんなに遠い未来のことまで意識し、然るべき行動が取れる人は、極めて稀でしょう。

それでもやはり自分が老後を迎える43年後を、ほんのちょっとで良いので、想像して欲しいと思います。日々の仕事、家庭、子育て、さまざまなお付き合い、各種ライフイベントなどを経ていくうちに、20年、30年という月日は、あっという間に過ぎ去ってしまいます。

50歳になった時、老後資金が全く準備できていなかったとしたら、定年までの短い時間で、老後の生活に必要なおカネを作らなければなりません。

いったい、老後資金はいくら必要なのでしょうか。

次ページ老後資金は、3000万円で足りるのか?
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 北朝鮮ニュース
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 離婚のリアル
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
進撃の商社<br>純利益1兆円への野望

資源価格の反発で総合商社の業績は絶好調、非資源での新規ビジネス創出にも余念がない。純利益1兆円突破への期待も出てきた今、商社の実力を総点検する。5大商社のトップがそろい踏み、「人材編」にはイラストで各社のキャラ解説も。