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キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

「宿題しない」「ゲームばかり」…子育ての悩みを根本から解決する"3階層モデル"とは?"声かけテクニック"には限界がある納得の理由

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  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
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「子どもが言うことを聞かない」のではなく、「子どもが自分なりに考えて行動している」と見えてくる。

「宿題をしない」のではなく、「今はほかのことに興味が向いている時期なのかも」と余裕を持って見守れるようになる。そのような変化が起こります。

【第3階層】“OS”そのものを変える=子育て哲学・価値観の再構築

さらに深い階層、それが「OSそのものを変える」ことです。ここは、子育てにおける“哲学”や“世界観”の領域です。第2階層まで変えても、まだ現実が変わらないという親御さんもいます。そのような方には、単なるOSのアップデートレベルでは変化は起こりません。OSそのものを変えてしまうことが必要なのです。それは例えば次のようなレイヤーにまで食い込んだレベルです。

・そもそも子どもとは何のために生まれてきたのか?
・親は子どもにどこまでかかわるべきなのか?
・何が「幸せな人生」なのか?
・「成功」の定義とは何か?
・人生で本当に大切なものは何か?

こうした根本的な問いに向き合い、自分自身の価値観や信念を掘り下げていきます。

「当たり前」や「常識」を疑ってみる

多くの場合、私たちは社会の「当たり前」や「常識」を疑うことなく受け入れて子育てをしています。「良い学校に入るのが幸せ」「みんなと同じようにできるのが正常」「親の言うことを聞く子が良い子」……でも、それは本当でしょうか?

たとえば、「子どもは親の期待に応えるために生まれてきたのではなく、自分らしく生きるために生まれてきた」と心から思えたとしたら、日々の悩みや迷いに対する姿勢がまったく変わってきます。

「この子はこの子なりのペースがある」「失敗も成長の一部」「今の状況も必要な経験」そう思えるようになると、子どもの行動一つひとつに右往左往することがなくなります。

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