ラーメン店主たちも「正直惚れ惚れ」「一生懸命な姿がとても良かった」と大絶賛! TBS・篠原梨菜アナが「朝ラーの女王」になった意外な経緯

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篠原アナの思いっきりのいい啜りっぷりが話題となって、大人気のコーナーに成長した。視聴者のシンプルな疑問としてはそんな朝早くにラーメンを食べて大丈夫なのかということである。

「ラーメンを朝食べると罪悪感がない感じがします。一日かけて消化している感じで、むしろ健康的かなと思っています。ラーメンライスも大好きなので、ライス付きでも朝から食べられます。

皆さんの持っているイメージよりも健康的だと思うので、ぜひ食べてみてほしいですね」(篠原アナ)

THE TIME, 早朝グルメ 篠原梨菜アナウンサー ラーメン
朝からラーメンライスもペロリと食べる(写真:篠原アナ提供)

このコーナーを通じて朝ラーの存在を知った視聴者も多いと思う。都内でもコロナ禍に深夜営業できないお店が朝ラーを始めるなど、少しずつ広がってきている。篠原アナは「朝ラーの女王」としてラーメン店の中でも話題だ。

「始まった当初は朝ラーにこんなに需要があるんだと驚きました。朝から並んでいるお店もあってビックリしましたね。

朝食べると一日元気になれますし、もっともっと広まってほしいですね。いつか朝ラーの歴史のある福島県の喜多方市や静岡県の藤枝市にも行ってみたいです」(篠原アナ)

麺の啜りっぷりはお店の方からも好印象

実際に篠原アナが訪れた大塚「Nii」の店主・刈屋幸太さんにロケの様子を聞いてみた。

「『レンゲは要りません』とどんぶりから直接スープを飲んでいました。麺はガッツリ音を立てて啜っていましたね。仕事を楽しんでいる印象で、一生懸命な姿がとても良かったです」(「Nii」刈屋店主)

巣鴨の「麺創庵 砂田」の店主・砂田裕史さんにも話を聞いた。

「スイッチが入ったときの彼女の啜りっぷりには正直惚れ惚れします。かっこいいです。

すごく朗らかで細やかな気配りができる方で、きっと彼女のそういった部分が画面を通しても伝わるからファンやフォロワーさんがたくさん付くのだと思います」(「麺創庵 砂田」砂田店主)

THE TIME, 早朝グルメ 篠原梨菜アナウンサー ラーメン
「砂田」をレポートする篠原アナ(写真:篠原アナ提供)

番組としても今やなくてはならない人気コーナーで視聴率も好調だ。プロデューサーの井桁永介さんも篠原アナのラーメンレポートには太鼓判を押す。

THE TIME, 早朝グルメ 篠原梨菜アナウンサー ラーメン
篠原アナのラーメンレポートは、スタッフからも好評なのだ(写真:筆者撮影)

「彼女がおいしそうに食べている絵を見ているとスタッフも皆元気になれます。明るくなれるんですよね。

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コーナーが始まった頃はまだドギマギ感がありましたが、その後どんどん磨かれていき、今では水を得た魚のようで、篠原さんにしか務まらないコーナーになっています」(井桁プロデューサー)

ロケを重ねるたびに篠原アナのラーメン愛は増していく。朝ラーをレギュラーで伝えるメディアはなかなかないので、頑張って続けてもらいたい。

「ラーメンは本当に多種多様で、一杯一杯が『作品』だと思っています。同じものを食べているという感覚がなくなるほど奥深い世界です。毎週違う世界を楽しめていて、ラーメンの進化をまざまざと感じています」(篠原アナ)

THE TIME, 早朝グルメ 篠原梨菜アナウンサー ラーメン
今回詳しく話を伺って、「芯のある、ラーメン好きだ」と筆者も感じた(写真:篠原アナ提供)

「朝ラーの女王」のこれからのレポートにも、引き続き注目だ。

【もっと読む】「ランチタイムなのに客が来ない…朝を早めるか」→気づけば《早朝6時》からの営業に!目黒の行列ラーメン店が”昼夜逆転生活”で開いた光明 では、目黒の行列朝ラー店「えーちゃん食堂」を取材。深夜1時に起床し、朝6時からの独自の営業スタイルを始めた経緯について詳しく語ってもらっている。
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井手隊長 ラーメンライター/ミュージシャン

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いでたいちょう / Idetaicho

全国47都道府県のラーメンを食べ歩くラーメンライター。「東洋経済オンライン」「マイナビニュース」「AERAdot.」等の連載のほか、コンテスト審査員、番組・イベントMCなどで活躍中。近年はラーメンの「1000円の壁」問題や「町中華の衰退事情」、「個人店の事業承継」など、ラーメン業界をめぐる現状を精力的に取材。テレビ・ネット番組への出演は「羽鳥慎一モーニングショー」「ABEMA的ニュースショー」「熱狂マニアさん!」「5時に夢中!」など多数。東洋経済オンラインアワード2024にて「ソーシャルインパクト賞」を受賞。その他、ミュージシャンとして、サザンオールスターズのトリビュートバンド「井手隊長バンド」や、昭和歌謡・オールディーズユニット「フカイデカフェ」でも活動。著書に「できる人だけが知っている 『ここだけの話』を聞く技術」(秀和システム)がある。

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