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音楽サブスクのLINE MUSICに「推し活機能」登場→再生回数や応援内容を“見える化”しアーティストに貢献、サービス拡大の起爆剤になるか

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音楽サブスクで推し活機能がスタート、LINE MUSICは熱量高いユーザー基盤を作れるか(記者撮影)

「音楽ファンの熱量を取り込めないかとずっと考えてきた。推し活×サブスクを掲げて、もっと盛り上げていく」。LINE MUSICの高橋明彦COO(最高執行責任者)は、満を持して投入した新機能を熱く語った。

LINE MUSICは6月から、新機能「My推し」を打ち出した。推しアーティストの楽曲をどれだけ聴いたかなど、ユーザーの活動を可視化してアプリ内で推し活を広げる機能だ。

国内で音楽サブスクが本格的に立ち上がったのは2015年。LINE MUSICも10年の節目を迎え、改めて独自路線を打ち出した格好だ。

サブスクでどんな推し活ができる?

推し活機能では自分専用のスペースが作られる。推しアーティストを3組まで選択でき、楽曲の再生回数と再生時間、いいね数、再生回数などに応じたファンレベルが確認できる。

推しアーティストに対する自分の活動が可視化される仕組みで、熱心に曲を聴けば「連続再生30日」「いいね数50回」といったバッジを獲得できるようになっている。

推しアーティストの人気動向も、日々チェックできるようになる。さまざまなランキングにおいて、200位以内にランクインしている楽曲を確認することで(通常は100位以内まで)、「今日のデイリーランキングで上がった!」「カラオケのウイークリーランキングにも入っている」など変動を把握できる。

推しアーティストの注目度が高まるのは、推し活の醍醐味の1つでもある。My推し機能により、自らの楽曲の再生がアーティストに貢献していることを把握できるようになることで、より熱心にサービスを使ってもらう狙いがある。

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