真夏に6時間行列「人気ラーメン店」の意外な解決策 記帳制も試したが「来ない客」が多数発生して…

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「銀座 八五」の松村店主
行列店には、行列店ならではの悩みがある。今まであまり語られてこなかったが、ビジネスの中で解決しようとする動きも見られ始めている(筆者撮影)
高い人気を誇るラーメン店は、多くの人が並ぶゆえの悩みを抱えています。記帳制を導入するお店や、整理券を配布するケースなど、店主たちはさまざまな試みで解決しようとしていますが、「日の出前から整理券を配布する」など、結果的に疲弊してしまうケースも。
人気連載「ラーメンミュージシャン井手隊長のラーメン見聞録」。今回は、普段あまり語られることのない、行列店ゆえのリアルな悩みをご紹介します。

元フレンチシェフが営む超人気ラーメン店

「銀座 八五」。京都全日空ホテル(現・ANAクラウンプラザホテル京都)の元総料理長・松村康史さんが東京・東銀座で立ち上げたラーメン店だ。

銀座 八五
「銀座 八五」の外観(筆者撮影)

松村さんはホテルのフレンチの料理人としての36年のキャリアがあった。そのキャリアにピリオドを打ち、人生最後のステージとして「ラーメン」を選んだ。

2015年3月に水道橋に「中華そば勝本」をオープン。「銀座 八五」は松村さんが立ち上げた3店舗目で、2018年12月オープンのお店だ。

「八五」で松村さんがトライしたのは「タレ」のないラーメンだ。

【画像で見る】絶品すぎる!元フレンチシェフの技術が詰まった「八五」の中華そば
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