しかし、当時はことごとく断られたという。お客さんが手数料を払うなんてありえないと門前払いを喰らい、当時は諦めたそうだ。

その後、コロナに突入し、コロナ明けに「八五」で2023年11月に導入されたのがラーメン店としては初である。
「記帳制や整理券制のルールがいまいちわかりづらい、インバウンド客への説明が難しい、キャンセルが多い、など、数々の課題をTableCheckであれば解決できると思ってご提案しました。
お客さんは一回ガッカリしてしまうとなかなかその意識を変えることは難しい。TableCheckを活用してもらうことでそこのストレスをなくしてもらえるのではないかと思いました」(谷口社長)
外国人観光客とも良い関係性を築ける
TableCheckを活用してもらうことで、遠方から来るお客さんも楽しめて商圏が広がり、外国人観光客も行列を気にせず気軽に利用することができる。
外国人観光客はリピートしないので敬遠しているお店も多かったが、観光客がそのお店に満足すればその国でどんどんそのお店の評価は上がっていく。「八五」は外国人観光客のリピーターをも獲得しており、まさに理想的な形になっている。
「TableCheckを導入することで不快に思う人も多いのではと危惧された部分もありましたが、ネガティブな反応はほとんどありませんでした。
『八五』さんが成功したことで、行列店や外国人観光客の多いエリアのお店を中心に利用が広がっており、現在70から80店舗のラーメン店が活用してくれています」(谷口社長)

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