初夏のランチにガツンと涼感を味わえる栃木・鹿沼名物「ニラそば」を自宅で作る極意

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シャキシャキしたニラの食感と根元の部分の甘みがそばと絡み合います(写真:筆者撮影)
料理の腕を上げるために、まず作れるようになっておきたいのが、飽きのこない定番料理です。料理初心者でも無理なくおいしく作れる方法を、作家で料理家でもある樋口直哉さんが紹介する『樋口直哉の「シン・定番ごはん」』。今回は、暑い日のランチにぴったりな、そばを使った栃木県の名物料理を紹介します。
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乾麺を使えば自宅でも簡単

栃木県は全国2位の生産量を誇るニラの一大産地。その中心地である鹿沼市には「ニラそば」という名物料理があります。もともと鹿沼では家庭でそばを打って食べる習慣があり、ニラを交ぜてカサを増やしたことが始まりとされます。

作り方は至って簡単ですが、ニラ+冷たいそばという組み合わせはなかなか思いつかないアイデア。現地を訪れたときに感心したので、再現することにしました。家ではそば粉からそばを打つのは大変なので、スーパーで簡単に入手できる乾麺を使います。

ニラそば
材料 2人分

干しそば  2束
ニラ    1束
そばつゆ
しょうゆ  50ml
みりん   50ml
水      250ml
かつお節  5g

今回はそばつゆから作りますが、もちろん市販のめんつゆを使っていただいても構いません。

そばつゆの配合は「出汁5:しょうゆ1:みりん1」です(写真:筆者撮影)
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