長く煮込むのはNG!美味しいいおでんの「新常識」 特に練り物は加熱しすぎるとスカスカになる

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おでん
おでんをおいしくつくるポイントをご紹介します(以下、写真はすべて筆者撮影)
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料理の腕を上げるために、まず作れるようになっておきたいのが、飽きのこない定番料理です。料理初心者でも無理なくおいしく作れる方法を、作家で料理家でもある樋口直哉さんが紹介する『樋口直哉の「シン・定番ごはん」』。今回はこれからの時期に出番も多くなるおでんを簡単に作る方法です。

定番なのに上手に作るのは難しいおでん

冬になると食べたくなるのがおでん。関西では関東炊きといいますが、醤油の普及とともに広まった料理とされ、今ではコンビニエンスストアから専門店まで幅広く提供されています。

おでんの種(ちくわなどの練り物やがんもどきなど)は市販されているので、あとは大根などと一緒に調味した出汁で煮るだけのシンプルな工程です。しかし、意外と上手につくるのは難しいもの。

ふつうに考えればおでんの具は弱火でコトコト、煮込めば煮込むほど味が染み込んでおいしくなりそうなものですが、実はこれが間違いのもと。おでんは長く煮込んではいけないのです。おでんをおいしくつくるポイントは煮込みすぎないこと。

旧 ことことじっくり煮込む

新 煮込んだら火を止め、余熱で味を含ませる

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