「話が通じない…」上司と部下が嚙み合わない本当の原因は“視覚化不足”だった!? 頭のモヤモヤを意外なほど整理できる“見える化”の魔法

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AIと共存する時代の 数学脳 10歳から身につけるビジネススキル
視覚化することで、自分の考え方を変えることができます(写真:zon/PIXTA)
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仕事で悩むあまり思考停止してしまったり、上司や部下と話がかみ合わずに「どうしてわかってくれないんだろう……」と悩んでしまうという経験をしたことは、誰しもにあるのではないでしょうか。
コンサルタントとして20社以上のビジネスを成功に導き、1800名以上に研修やセミナーを行ってきた福山誠一郎氏は、その悩みにはズバリ“視覚化”が有効だと語ります。
本記事は、『AIと共存する時代の 数学脳 10歳から身につけるビジネススキル』より一部抜粋・再編集してお届けします。

思考が停止したら、視覚化をおすすめします

皆さんは、いくら考えても解決策が見つからず、思考が停止してしまう状況に陥った経験はないでしょうか?

私は、コンサルタントとしてクライアントから相談を受けることが多いのですが、解決策を見出せずに悩む人の中でよく見受けられるケースが、

● 状況が整理できていない
● 自分の考え方を変えることができない

ということです。状況が整理できていないと思考が発散してしまい、あれこれと考えてしまいます。人間は、一度考えたことを忘れてしまうので、状況を整理しないまま考え続けると無意識のうちに同じ内容を何度も考えてしまいます。皆さんも、「あれ? それさっきも考えたな……」と思ったことはないでしょうか。

また、職場では、上司と意見が合わないなどコミュニケーションで悩むことがあります。相手と分かりあえないと「どうして、分かってくれないんだろう?」と感じてしまいますが、そうしたときは相手も同じように感じています。お互いが、自分の考え方を変えることができないのです。

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