「商品の良さ」の一方的なアピールはNG…営業先での【突破口】につながる上手な"視点のずらし方"

「Thinkちょいdifferent」の考え方が課題の解決につながるという(写真:MediaFOTO/PIXTA)
「なかなか営業成績が上がらない」という悩みは、多くのビジネスパーソンにとって共通の課題ですが、放送作家で戦略的PRコンサルタントの野呂エイシロウ氏によれば、その原因は「商品の良さ」だけをアピールしていることにあるといいます。
そんな野呂氏が考える、セールス相手の興味を引き、商談を上手に運ぶために必要な「新たな視点」とは、いったいどんなものなのでしょうか。同氏の著書『道ばたの石ころ どうやって売るか? 頭のいい人がやっている「視点を変える」思考法』から、一部を抜粋・編集してお届けします。
「Thinkちょいdifferent」といった考え方を持つ
私はつねづね「視点を変える」という考え方を重要視していますが、それは何も一流企業や特別なシーンでだけ発揮されるものではありません。あなたの周囲に起きるすべての課題で必要とされます。
会社であれば、企画が求められる商品開発やマーケティング部門などはもちろん、それ以外でも、営業部門、販売部門、総務部門、経理部門、情報システム部門、製造部門、人事部門などそれぞれの現場でそれぞれの悩みや課題があります。
「売り上げが落ちている」
「新規顧客の開拓ができない」
「書類の発送に時間と手間がかかりすぎる」
「電話対応で仕事が中断する」
「雑用に時間が取られる」
「精算書類の提出が遅い」
「問い合わせの対応で丸1日がつぶれる」
「せっかく作ったマニュアルを誰も読んでくれない」
「単調な仕事でモチベーションが上がらない」
「人が集まらない、人がすぐ辞める」
「新規顧客の開拓ができない」
「書類の発送に時間と手間がかかりすぎる」
「電話対応で仕事が中断する」
「雑用に時間が取られる」
「精算書類の提出が遅い」
「問い合わせの対応で丸1日がつぶれる」
「せっかく作ったマニュアルを誰も読んでくれない」
「単調な仕事でモチベーションが上がらない」
「人が集まらない、人がすぐ辞める」
こうした課題を解決すべく打ち合わせや会議を繰り返しても、ありきたりな意見しか言えず、突破口が見つからないという悩みをお持ちなのではないでしょうか。
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