人見知り、コミュ障でも「雑談できる3つの秘訣」 コミュニケーションの達人が教える雑談とは?
「雑談は苦手」という人は、けっこういるのではないでしょうか。
仕事でも、プライベートでも、世の中は雑談をする機会にあふれています。
でも、不安になる必要はありません。「『雑談=相手と話をすること』だけではない。無理して話さなくてもいい雑談もある」。そう語るのは、元博報堂の名コピーライター、かつコミュニケーションコンサルタント・ひきたよしあき氏。
本稿では、ひきた氏の著書『雑談が上手い人が話す前にやっていること』より、今すぐ簡単に雑談ができる方法を一部抜粋・再構成してお届けします。
みんな、自分の話を聞いてほしい
雑談に臨むとき、たいていの場合は「ちゃんと発言しなくちゃ」「うまくコメントしなきゃ」と思いがちです。
でも、考えてみてください。
Aさん・Bさん・Cさん・Dさんがいたとします。
もしも4人ともが話好きで、それぞれ思い思いにしゃべり出したとしたら……想像するだけでカオスです(ときどきそういう場に出くわします)。
「話す人」がいれば、それを受けとめる「聞く人」も必要。聞く人がいないと雑談は成り立ちません。
雑談には、「話す」という役割の人と、「聞く」という役割の人とがいます。
つまり、「聞く」も雑談のうちなのです。
だから、話すのが苦手な人は、積極的に「聞く人」になればいい。
そう考えると、「うまく話せない」という、しんどい気持ちから解放されるんじゃないでしょうか。
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