人見知り、コミュ障でも「雑談できる3つの秘訣」 コミュニケーションの達人が教える雑談とは?
さらに、雑談には「聞く」以外の役割もあります。それが、「観覧者」という役割です。
3人組の漫才やコントを思い出してください。
2人組ではなく、なぜ3人組なのでしょうか。2人のほうが、ボケとツッコミがリズムよく進みそうなのに、なぜもう1人いるのでしょう。
実は、残りの1人は「観覧者」の役割をしています。
2人のやりとりを見て、同意したり、少し離れた立場からツッコんだり。
「話す人」「その話を聞く人」のほかに、「そのやりとりを楽しむ人」という観覧者がいてこそ、さらに話が盛り上がっていくのです。
雑談に必要な、「楽しむ」役割
雑談は、会議やプレゼンと違い、話をするときに、なんらかのリアクションがあったほうが、人は話しやすく感じます。
話すことがしんどい人は、「聞く役割」「観覧者として楽しむ役割」になればいいのです。
しゃべらなくてもいい。うなずいたり、笑ったり、みんなの会話を一緒になって楽しんでいる。
そんな聞き手や観覧者がいることで、気持ちよく話せる人がいる。
これも、雑談には必要な、立派な役割です。
そもそも、自分の話を聞いてほしい人はたくさんいます。
世の中は、自分の話をしたい人であふれている。
多くの人の心の中には、「聞いて、聞いて!」という思いがあるのです。
聞いてくれる人がいると、普段恥ずかしがっているような人も雄弁になります。
多くの人は、話す人より、聞いてくれる人を求めているのです。
だから、がんばって話をしようと努めるのではなく、少し考え方を変えてください。饒舌にしゃべれるようにはならなくていいのです。
「ちゃんと、あなたの話を聞いてるよ」という姿勢を見せるように心がける。
まずは、この一点さえできれば、それでOKです!
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