『おしっこちょっぴりもれたろう』などで知られるヨシタケシンスケさんが”理屈っぽい絵本”と“気軽な絵本”どっちも作る意外な理由

インタビューに応じる絵本作家・ヨシタケシンスケさん(撮影:梅谷秀司)
絵本『わたしのわごむはわたさない』『おしっこちょっぴりもれたろう』など、子どもの“あるある”をユニークに描く作品で人気の、絵本作家・ヨシタケシンスケさん。
独自の世界観にあふれた作品は、子どもだけでなく大人も魅了してやまない。
独自の世界観にあふれた作品は、子どもだけでなく大人も魅了してやまない。
作家デビューは2013年、40歳のときで意外にも遅く、それから10年余りで30作以上の絵本を世に送り出している。
“遅咲き”とも言えるヨシタケさんに、絵本制作の舞台裏を聞いた。
世界のおもしろさは、誰にでも記録できる
──ヨシタケさんは、絵本作家としてデビューする前から、スケッチを日々書きためてきたそうですね。現在開催中の展覧会でも、7500枚超のスケッチが天井高く展示されていて圧巻でした。
単純に「人間あるある」をコレクションするのが好きなんです。当たり前すぎて誰も気づいてない「あるある」を見つけると嬉しくて、忘れないためにメモしちゃいます。要するに貧乏性なんです(笑)。

ヨシタケシンスケさんの膨大なスケッチの複製の展示(撮影:梅谷秀司)
──どれも「あるある」なのにオリジナルなのが不思議です。
「子どもがスネたときの肩のライン」とか「背中がかゆいときはこういう顔になる」みたいな、世の中にいっぱいあるけど見過ごされてきた共通法則を見つけるのが好きなんですよ。
こういうのを探し続けてると、自然と自分の好みというか、自分が何に興奮するのかわかってきて、よりアンテナが尖ってくる。だから自分の好きなものコレクションはおすすめです。
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