【「目的」と「目指す姿」を忘れていませんか?】「見切り発車」で始めるから失敗する。問題解決で超重要な『イシュー思考』とは
一見、良いように見えますが、まだこれでは目指す姿が具体的にイメージできません。
業務生産性をどれだけ向上するのか? 現状よりも1%向上することなのか、30%なのか、50%なのか、この度合いによって問題解決のアプローチが全く異なります。
1%の向上であれば号令をかけるだけで目的達成できるでしょうが、50%となれば相当の業務改革が必要となるでしょう。
そもそも何のために達成したいのか?
ここで、一歩引いて、「そもそもの目的」を考えてみましょう。
そもそも何のために、業務生産性を向上させるのか? そして、「そもそもの目的」を達成するために、どれほどの業務生産性の向上が必要となるのか? と考えます。
そうすると、業務生産性の向上は「そもそもの目的」を達成するための手段と理解できます。
業務生産性の向上を手段として、どのような「そもそもの目的」を達成したいのかを考えると、例えば、「営業利益率をYY%へ向上する」「給与を2割アップして週休3日制とする」などが考えられます。
例示した「そもそもの目的」すべての達成を目指すのであれば、例えば、「業務の生産性をXX%向上させて、2年後までに、営業利益率YY%、給与を2割アップして週休3日制とする」と目指す姿が言語化されます。
目指す姿の言語化は、まず「そもそもの目的」を確認し、その目的を達成するよう具体的な目標値、期限を含めて「型」(「◯◯◯までに△△△になる/する」)にあてはめて表現しましょう。
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