起業したい会社員に「アイデア不要」と伝える理由 起業の正攻法は「すでに自分ができていること」
アイデアがある人は「やり直し」
「起業したい」と考える人は、多くの場合、起業アイデアを持っています。しかし、逆に「起業したいのにアイデアが見つからない」「まとまらない」と苦しんでいる人もいます。ですが、私は「最初はアイデアなんていらない」と考えています。むしろ、基礎知識がない状態でのアイデアはただの思い込みであり、実は危険なのです。
考えてみてください。例えば、あなたの本業の会社で、業界のことを何も知らず、就業経験もない大学卒業したての新入社員が「絶対儲かる事業があるので、やらせてください!」と言ってきても、誰もその提案を受け入れないでしょう。
筋トレの知識や経験が全くない人がトレーニングメニューを組むのと同じようなものです。それを実行することはできないでしょうし、やったところでむしろ体を壊してしまいます。もちろん、全否定するつもりはありません。


















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