名経営者が「利益に直結しない」話をしたがる事情 起業界隈にあふれるポジショントークを疑え

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羅針盤の上に立つビジネスマン
起業時、ビジョンの策定は優先するべき?(写真:チキタカ(tiquitaca)/PIXTA)
起業をテーマにした本や記事は無数に存在しますが、なかでも「ビジョンの重要性」を説くものは少なくありません。
でも、起業当初からビジョンを掲げる必要はあるのでしょうか。ビジョンに限らず、起業界隈には「これが大切」というメッセージをたくさん見つけることができますが、それらは一体、誰が言っているのでしょうか。
ネットや本にあふれる膨大な知識を学ばなくても、起業で成功を収めることができる。地道に稼ぐ経営者のノウハウを体系化した書籍『どんなビジネスを選べばいいかわからない君へ』(村上学・著)より、一部を紹介します(全3回中の第2回)。

最初の目標は「地道に稼ぐ」

起業当初はお金もなければ人も足りないなかで、数えきれないほどたくさんの工程が存在します。起業は準備を万全にしてスタートできるものではないので、優先順位を決めて取り組んでいきます。

おそらく「何から手をつければいいのだろう」と迷うかもしれませんが、最初の目標は「地道に稼ぐ」です。

とはいうものの、そう簡単にはいかないのが起業です。

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