起業のアイデアがあっても行動できない5大理由 起業最大の壁「面倒くさい」を突破する思考法

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起業に踏み出すための“心構え”とは(写真:kapinon/PIXTA)
近年、副業解禁や新しい働き方の普及により、「会社員のまま起業する」という選択肢が広がっています。しかし、起業を志す人の多くが「始め方がわからない」「本業が忙しく準備が進まない」といった理由で足踏みしているのが現状です。
そうした中で、20年以上、延べ6万人の起業をしたい会社員と向き合ってきた新井一氏は、起業するにあたっては「アイデアがない、なにをすればいいかわからない以上に、なんとなく動けないのが最も厄介」だと述べています。
本記事では、新井氏の新著『会社員が働きながら月30万円を稼ぐ起業法』から一部抜粋・編集の上、起業のアイデアがあっても行動できない5大理由を解説します。

起業に踏み出すための心構え

起業をやるにあたって、「わかっちゃいるけど動けない」という状態に陥る人は意外と多いものです。行動できないのは、大きく5つの原因があると考えています。

会社員が働きながら月30万円を稼ぐ起業法
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①メンタルブロック

現状に満足しているわけではない、お金に余裕があるわけでもない、それでもなぜかやる気になれないという場合、たとえば以下のような思考になっているのかもしれません。

・時間がない(本業が忙しい・子育てが大変・介護で疲れている)
・お金がない(貯金がまったくない・融資を受けたいが怖い)
・スキルが足りない(資格を取りたい・経験がないのでできない)
・依存心(答え/指示がほしい・雑用が面倒)
・(細かい手続きや会計など)苦手なことが多くて嫌になってしまう
・お金をもらう罪悪感(私なんかが……)
・完璧主義(失敗したくない・まだ勉強が必要・今じゃない・自信がない)
これらの状態になっていることを、私は“メンタルブロック”と表現しています。具体的にあなたの行動を阻害するものはないはずなのに、気持ちの問題で前に進めなくなっている状態です。
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