起業のアイデアがあっても行動できない5大理由 起業最大の壁「面倒くさい」を突破する思考法
また、専門商社に勤めるAさんは、厳しい営業成績争いや派閥争いに疲れ、起業に興味を持ちました。しかし、深夜残業や休日出勤に追われ、準備を進める時間が確保できませんでした。そこで、営業成績で上を目指すのをやめ、上司に気に入られるための無理な働き方をやめる決断をしました。「目立ちすぎず、期待されないポジション」を確保し、環境が変わらないうちに起業準備を進めています。
このように、本気で起業を目指すなら、無理に出世するよりも、自分の時間を確保することも1つの選択肢としてあります。
当たり前の習慣になるまで続ける
帰宅後の時間はいかがでしょうか? リラックスもしたい。お子さまや旦那さま、奥さまとのコミュニケーションも大切。子育て、介護、家庭環境もそれぞれですから、これも一概には言えません。ですが、もし、晩酌時間が長すぎるようでしたら、翌朝10分のために、もう1時間早く寝てください。あるいは、スポーツニュースを見る時間が長いようでしたら、そのうちの30分程度を、関心のある業界のYouTubeを見る時間に変えてみましょう。
休日はどう過ごしているでしょうか? ずっと寝ている人もいるでしょうし、友達や家族と遊びに出かける、掃除をする、用事を片付けるなど、まとまった時間を使えるタイミングです。ここで1~2時間、欲を言えば半日、夢のために使うことはできますでしょうか? 日々の義務のためだけではなく、夢のために使う時間を確保する。およそ3週間、行動を続ければ、それが当たり前の習慣になります。やらないと気持ち悪くなってくるのです。そうなれば、あなたの起業準備は加速度的に進んでいくことになります。
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