起業のアイデアがあっても行動できない5大理由 起業最大の壁「面倒くさい」を突破する思考法

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⑤時間以外のリソース不足はアイデアが間違っている

お金がない、スキルや経験が足りないと感じる場合は、選択しようとしているアイデアがそもそも違っています。そこで資格取得に走っても起業するには遠回りになります。もっと今のあなたにとって簡単なことから始めましょう。簡単なことであれば、お金がない(借りるのが怖い)とも、スキルがないとも思わないはずです。ちょっとしたお金で間に合うなら、不用品を売って部屋を整理し、起業準備部屋(スペース)を確保するのはどうでしょうか? きっと気分もアップします。

答えや指示がほしい依存心が出てしまっている場合には、いったん、起業は忘れて、本業のお仕事に集中してください。このタイプの人は、組織の中にいたほうが良い結果につながるかもしれません。どうしても起業したいと強く思う時が来れば、その時には身体が自然に動くはずです。雑用が面倒なら、誰か頼める人を探しましょう。ご家族であれば、お小遣いをあげればやってくれるかもしれません。苦手なことが多くて嫌になってしまうなら、パートナー、外注先を探すことです。外注すれば費用が発生しますが、時間を無駄にし続けることが最大の損失になります。ここは必要な投資として割り切りましょう。

お金をもらう罪悪感も、必要とされる価値を提供することに対し、対価をいただくことは当然のことですので、気にする必要はありません。どうしても辛いようでしたら、ボランティアでやってみましょう。そのうち、「これって、お金もらってもいいよね?」と思えるようになりますので、何も心配いりません。

行動を習慣化する最大のきっかけ

今のステージは、日々の活動が“習慣化”されていない状態です。ですので、どうしても、「今日は疲れた」、「明日でいいや」となってしまいますし、それは私にもよくわかります。

ですが、もう少し先に進んで、実際にお客様との取引が始まれば、そんなことは言っていられません。自分のサービスを待ってくれているお客様がいると、何より楽しくて仕方なくなるからです。サッと起業したいなら、早くそこまで進めてしまいましょう。

新井 一 起業18フォーラム代表

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あらい はじめ / Hajime Arai

延べ6万人の起業したい会社員と向き合ってきた「起業のプロ」。1973年生まれ。会社員のまま始める起業準備サロン「起業18フォーラム」主宰のほか、起業家向けマーケティング支援などを行う。「人生を変えたい」と願う会社員をはじめ、自立を目指す主婦やニート、フリーター、落ちこぼれなど、起業とは程遠いと思われがちな人材を一発逆転させてきた。著書に『起業神100則』(総合法令出版)、『会社で働きながら6カ月で起業する』(ダイヤモンド社) など多数。

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