「サラリーマンマインド」が起業に活きる最大の理由 「決まったことをやるのは得意」を逆手に取る

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仕事に取り組むサラリーマン
「サラリーマンマインド」が起業に活きる最大の理由を解説します(写真:kouta/PIXTA)
「起業にはサラリーマンマインドを捨てろ」。そんな定説を聞いたことがあるかもしれません。しかし、それは本当に正しいのでしょうか? むしろ、サラリーマンとして培った習慣や思考が、起業を成功に導く最大の武器になることもあります。
本記事では、新井一氏の新著『会社員が働きながら月30万円を稼ぐ起業法』から一部抜粋・編集の上、「サラリーマンマインド」が起業に活きる最大の理由を解説します。

最初の一歩から先はサラリーマンが有利

日々、上司からの評価を気にしながら、あるいは、管理職として部下を見ながらお仕事を頑張っているためでしょうか、とにかく、ノーミス思考で起業準備をしようとしている人が多くいらっしゃいます。

会社員が働きながら月30万円を稼ぐ起業法
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これが、起業準備初期の最大の壁の1つである“サラリーマンマインド”です。

そんな人たちの口癖は、「これで進めて良いですか?(第三者の承認を得ようとする)」、「これで合っていますか?(人が決めた正解を知りたがる)」、「もうちょっと勉強してから(失敗したくない)」というものです。慎重であり、現状維持は期待できそうな仕事の進め方ですが、残念ながら、ここから新しいイノベーションは生まれないでしょう。

申し上げるまでもないことですが、起業アイデアに正解はありません。何から何まで、もちろん備えはできますが、許可を得たところで事業主である自分の自己責任ですし、合っているかどうかを知っている人はいません。そして、ビジネスはいくら勉強したところで、ほとんどが「やってみなければわからないこと」ばかりです。

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