現役時の経験を生かしたシニア起業が増えている。成功の秘訣とは。
サラリーマン人生の終盤が見え始める50代。定年後は「リタイアしてゆっくり」なんて考えていては地獄まっしぐらだ。役職定年や、定年後再雇用で給料が激減してしまうからだ。週刊東洋経済10月28日号では「地獄の役職定年、定年後再雇用」を特集。定年後の給与や待遇といった現実、そして失敗しない55歳からの人生設計についてお伝えする。
「以前は定年退職した60代が時間を持て余して起業することが多かったが、最近は50代の起業が増えている」
そう話すのはシニアの起業支援で15年の実績がある、「銀座セカンドライフ」の片桐実央代表だ。50代の相談が、5年前の3倍に増加。中高年の起業に対する意識も以前とは大きく違うという。
起業で稼ぐ意欲が強まっている
従来の起業では、年金へのプラスアルファ程度の収入を目指す人が多かった。だが最近起業する50代は「現役世代並みの収入」を早期に達成したい人が多いという。勤め先の役職定年のタイミングで起業に踏み切る人も少なくない。また60代も、年金が十分ではないと考え、起業で稼ぐ意欲が強いというのだ。
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