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狭き門の50代転職を成功させるマル秘テクニック 100社応募しても返信はわずか3社しかない現実

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定年後を見据えて転職を検討する人も少なくありませんが、かなりの狭き門です。

履歴書に記入するビジネスパーソン
スキルの言語化が重要だという(写真:PIXTA)

特集「地獄の役職定年・定年後再雇用」の他の記事を読む

サラリーマン人生の終盤が見え始める50代。定年後は「リタイアしてゆっくり」なんて考えていては地獄まっしぐらだ。役職定年や、定年後再雇用で給料が激減してしまうからだ。週刊東洋経済10月28日号では「地獄の役職定年、定年後再雇用」を特集。定年後の給与や待遇といった現実、そして失敗しない55歳からの人生設計についてお伝えする。
週刊東洋経済 2023年10/28号(地獄の役職定年・定年後再雇用)[雑誌]
『週刊東洋経済 2023年10/28号(地獄の役職定年・定年後再雇用)[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

「57歳で役職定年を迎え、仕事内容はほとんど変わらないのに年収は半分、10人以上いた部下もゼロになってしまった」

そう語るのは、現在都内のメーカーに勤める59歳の男性だ。「空虚感が大きかったが、リタイアするにはまだ早すぎる。もう一花咲かせたいと思った」と2年前に転職を決意、人材紹介会社の門をたたいた。

経理部門に所属、部長まで務めたキャリアがあり、当初は「すぐに決まるだろう」と高をくくっていた。ところが、転職サイトを通じて履歴書や職務経歴書を何度送ってもなしのつぶて。約100社にエントリーして返信があったのは3社ほどで、あまりの情けなさに自信を失ったという。

自身の強みを言語化

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